1.க
日本語でいうと「か行」に当たるんですが、日本語のカの音とは違い、もっと喉に近いところで発音しています。なんというか、よくわかりませんが、フランス語?のハ(息が超漏れるやつ)、アンドウ、「トォハ」の「は」です。なので、私の名前「ヨーコ」も、大体の人は、「ヨーホ」ってなります。
ちなみに、普通の日本語のハ、とか英語のハローのハは、ஹという文字になります。
2.ச
これはさ行に当たるんですが、どちらかと言うとCに当たります。
なので、単語とか発音する人によって、タミル人が頻繁に言う単語。
சாபாடு(食事)はサーパーどぅとか滅多に聞かないけどチャーパーどぅ
சரி (OK,大丈夫)はサリ”とかチャリ”って、人によって違ったり。
3.母音
これは結構違ってることが多い!
①அ は、日本語のアに少し「ェ」が入ってる。
(例は③参照)
②ஐ は、アイではなく、子音と繋がると,
ரைなら、「ラ”イ」ではなく、「ラ”ェイ」
例)வேலை 仕事 --> ヴァエーラ”ェイ
③ எは、単体の場合は、逆に前に少し「ィ」が入ってる感じ?ィエみたいな。
எப்படி どのように ーー>ィエッパぇでぃ
子音と組み合わさるとエの前にかなりアの要素が入る、英語でいう
発音記号の「ae」が組み合わさったやつみたいな…。
例は②参照。
4. ウも厳密にいうとちょっと違う気がする。もう少しオの要素が入ってる気が。ま、これは気のせい?かもかも。
8月にスポークンタミルをJICAの語学研修で習ってきたんですが、
書き言葉と圧倒的に違うし、日本で購入した「タミル語」関連のテキストはすべて「インドタミル」で、「ランカタミル」「ジャフナタミル」とは結構違っています。
ジャフナタミルは、先生曰く、インドタミルよりも「より正統」「より古い」タミル語だとか…(本当かどうかわかりませんが…)
ジャフナの人は、言葉や文字を凄く大切にするので、古い言葉をずっと大切に守ってきたんではないかと思います。
インドはやはり色んな他の地域や外国語の影響を受けて、結構英語がそのままの単語があったりするんでね。
とは言っても、ランカのタミル向けのテレビ番組はほぼインドのモノだったりするので、勿論ランカのタミル人もインドタミルはチャント理解してますが、先日インド隊員が来てタミル語を話したときに「おぉ!!この日本人はインドタミルを話してる!」ってその違いをすぐに分かったみたいでしたんで。
で、先輩隊員から受け継いだ「Spoken Tamil」っていう、ちょっとあんまり整理されていないジャフナタミルの教科書があるんですが、この教科書の中に出てくる会話の無秩序さが、劇的にオモシロイんですが…、日本人からしたら会話として成り立ってないじゃん!って思うところがイッパイあったんですが、1年近くココにいると、確かにこの謎のキャッチボールしてないやり取り、頻繁に聞くなと…。
今、自主的にこのSpoken Tamilの教科書(英語)を日本語翻訳しておりまして、JICAのタミル語隊員に配布しようかと考え中です。
ま、この教科書も、イッパイ欲しかったグラマーの情報が載ってるんですが、本当にまとまってないっていうか…。
この本の内容を上手く自主的に再編して、翻訳したら売れるかもね…。
ま、ランカタミルにしか通用しないからマーケットとしては完全に協力隊員しかないかもだけど…。
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