ちょと、気持ちに余裕が出てきたので、タミル語について書きたいと思います。というのも、最近、スリランカも北部・東部に派遣されるタミル語隊員が増えてきたようで、何で勉強しておくべきか…というのを聞かれるからです。
今のところタミル語隊員の派遣も不定期だし、人数も少ない、タミル語が教えられる先生も日本にはホボいないようなので、インドのタミル・ナードゥ州に派遣される隊員もスリランカ北部・東部に派遣される隊員は訓練所では英語を勉強します。
正直、タミル語はスリランカのマジョリティーであるシンハラ語よりも難しいです。なので、ランカに行ってから1.5〜2か月みっちり勉強させられます。でもね、スリランカでもタミル語を体系的に教えてくれる先生は少ないんですねー。なので、行く前にある程度、勉強しておくと、現地で先生から習うときに、あぁ、これを説明しようとしてんのね…ってのが、比較的スンナリ入ってきます。
先生からは英語で習うので、一旦脳内でSVO(主語・述語・目的語)でインプットされて、日本語のSOV(主語・目的語・述語)に置き換えます。で、タミル語もSOV(主語・目的語・述語)で日本語と同じなので、何か文章を作るときは、英語からタミル語に置き換えるんではなく、日本語からタミル語に置き換えるほうがラクです。
ま、お陰で、帰国するころには、英語の語順もオカシクなってくるんですが…。
て、前置きながい…。
今日はタミル語勉強するなら、まずとりあえず、ニューエクスプレス タミル語から始めればいいかなと思います。
もしお金に余裕があるなら、タミル語入門もあるといいと思います。
ニューエクスプレスで大体の雰囲気を掴んでください。
で、タミル語入門は、細かい「助詞」の使い方を学ぶ感じ?
注意点としては、2つとも「インド・タミル」です。ランカのタミル語は東京弁と関西弁ぐらい違います。(関西人なので、あえて東京弁と書きますwww)
インドの方が英語の影響を凄く受けている感じです。ランカ・タミルは、古い言葉が残ってる傾向が強いんです。
インドでは、右・左も、ライト・レフトでオッケーなんですが、ランカでは、イダドゥ・ヴァダドゥじゃないと、英語で言うと逆に行かれたりすることが頻発します…。
ま、しかしですね、ランカでタミル人が見てるテレビはすべてインドのドラマとかテレビなので、もちろんインド・タミルは理解できるらしいですが、以前インド隊員が私の配属先に来てくれたとき、彼女がペラペラ〜〜〜っとタミル語を話したら、皆「おおおお!!この日本人の女はインド人と同じタミル語を話している!!」と皆が目を丸くしてたので、すぐに分かるみたい。関西で東京弁の「〜じゃん」を言うと皆が「???!!!」っていう感じ?
なので、東京弁と関西弁ぐらい違うというのは、エクスプレスで勉強して、ランカに行くとスグ分かります。
どうしても勉強していく余裕がない場合は、とりあえず、最低限文字だけは覚えて行ったほうがいいと思います。
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