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2014年10月7日火曜日

ケリマライの泉に行ってきました。

土日は家でグッタリしていましたが、月曜日は元気になってシャキっと仕事に行こうか…と思ったのですが…。
そういえば、木曜日に「月曜日はもしかしたら振り替え休日?になる?かも?かも?」って上司とCPが言ってたんですが…、結局休みなのか出勤したらいいのか?誰からも連絡はなく…。
とりあえず同期隊員にLINEで聞いてみたらどうやら政府系は休み?との情報を得て、もうしら~~~んってことで、休んだ。
朝から雨がジャジャーっと降ったけど、土日寝すぎて腰も痛いし、ちょっと出かけるか~って急遽ジャフナ半島の北の海沿いにあるケリマライの泉まで行ってきました。


(ジャフナの近郊バス乗り場から788のバスで50Rs)国営のに乗るとおかまいなしにぶっ飛ばしていくけど、私営のミニバスは少しでも客を乗せたいのかメッチャ寄り道したりするので、結構時間が…かかりました。距離的にはそうでもないのに…。








最初はナックレースヴァラム・シヴァ寺院に参拝。内戦中に空爆されたらしく。旧寺院はズタボロの惨状。少しカンボジアのアンコールワット遺跡のように木に侵食されたりしてました。



新しい方は現在も修復中。寺の建物の中は中々面白かったけど、撮影禁止でした。ケンタウルスの牛版みたいなのがあって、そのケンタウルス牛の子供がお母さん牛のオッパイを吸ってる様子がなんとも面白かった…。そして、カバ?と思った動物の銅像がよく見るとネズミとか。結構雑なデキで…。急いで作ったにしても…ってぐらい絵がへたくそだったり…。



さて、寺院を出て海沿いの方にケリマライの泉があります。
昔、顔がマングースになったり、顔が馬になってしまった女性がここの泉で水浴びしたら治った…という伝説…があるそうな…。



泉は男性・女性別れていて、女性の方は誰も入ってなかった。一応着替えれるところもあったけど、足だけと思って入ったら苔でヌッメヌメで転がり落ちそうに…。ま…、足が大根なので、大根が治るかもね…。

男性用の泉。ほぼプール状態…。泳いだりハシャイだりしてる人が多かった。

女性用の泉。男性用の裏に。壁で仕切られている。

お菓子売ってるお店はあってもご飯を売っている店がなく…。一時間ちょっと滞在しただけで、お腹空いてすぐタウンまで戻ってきました…。

帰ってから、ちょっと前にかったパルミラの花蜜から作ったドブロクを使って手羽元を圧力鍋で煮てみた。激ウマ~。ドブロク自身で飲むと自然発砲、濁り酒に酸味を強くした感じで中々クセがある感じだったけど、これなら美味い♡
パルミラのドブロク(トディー)はビタミンやミネラルが豊富で栄養価めっちゃ高いから元気になれそう☆

↓こちらはジャフナのマーケットです。


野菜は一回分ぐらいなら50Rsぐらいで買えます。


フルーツはマンゴーが種類にもよるけど1個50Rsぐらい?
パパイヤも大きさによりますが、巨大パパイヤもおおよそ100~150Rsぐらいかな。
最近食欲がないときは、パパイヤでご飯を済ませてしまうぐらいのボリュームです。

明後日8日もポヤデーで休みなので、明日は出社してる人少ないだろうなぁ。でも暇すぎるから頑張って仕事行きます!


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2014年10月6日月曜日

なぜ未婚なのか?の模範解答を見いだしました…。

先日、なんで結婚していないんだ?という質問にウンザリしていると書きましたが(本当にウンザリする質問の巻)…、模範回答を発見しました!!!

というのも…、金曜日のプジャーの準備をしている際にも、また同じ質問をされ…。この日は少し精神的に余裕があったから、逆に聞き返してやった!!

てか、ランカの人はみんな見合い結婚なの?あなた達もそうなの?とか。(知ってるけど…)

みんな、そうだ。と応えた。それでホロスコープが重要で云々と始まる。すると、私の上司が俺の父は占星術師だったと言い始め、「ホロスコープで火星の位置がある処にある人は、結婚が難しいってされているが他の人は大体ホロスコープで結婚する」って!

おぉ!!それだ!!

今後、なんで結婚してないのか?と聞かれたら、ホロスコープで火星の位置が悪いんだよ〜。だから無理なの。って答えようと思いますwww

コレを答えた時点ですべてのランカ人との結婚の可能性?もなくなるから、訳の分からないやつに付きまとわれなくてもよくなるので、一石二鳥!

ほんと、何か韓流ドラマが流行っている?せいか、あととっても純粋なせいか、ちょっと仲良くなると運命?を感じてしまう男性が多いのか、連絡先を教えるとメールと電話攻撃にあう…。最初は親切にしてもらったし、返事してたけど、は?ってぐらい頻繁にくるので、もうガン無視してます。

それがスリランカ人なんじゃないの?って最初思ったけど、女性に連絡先教えても、用がなければ連絡はないので、やっぱり男性は運命?!とか思っちゃってるんじゃないか?と思うぐらい、頻繁です…。

コロンボで偶然横断歩道で一緒になった男性しかり、バス乗るときに助けてくれた若者しかり…。

そしてアジア人、超若く見られます。私は一回り以上若く見られてます。25歳ぐらいだと思われてる…。嬉しいんだけど、39歳しかも独身だと分かったときの彼らの驚愕の表情→哀れみの表情に変わるのが何か腹立たしいのもあり〜の。ま、素直に喜んでいるふりをしていますが…。

お年頃の女性はお試しあれ。
Unfortunately I have a bad horoscope for marriage.
とか言っちゃえば、いいんじゃないかな…。ま、こちらで結婚したいなら、致命傷になる言葉ですが…。

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2014年10月4日土曜日

サラスワティー(弁財天)のプジャー

昨日の午後から、事務所から女性陣がいなくなり…。机が片されはじめました。何が始まるのかと思って聞いたら、明日はサラスワティーのプジャーがあるからって。


朝来ると、もう完全にお祭り。仕事どころの話でなく。
同じビルに入ってる他の政府系の事務所の男性がワイワイみんなで駐輪場で料理作ってたり…。



駐輪場にチャリを止めてたら、CPが今から生産センターでプジャーの食べ物のを用意するから、一緒に来るか?とのことなので、準備を見学しました。

ワデーの元になる豆洗ってる
ワデーの中に入れる唐辛子やタマネギを切り刻む
ハンディークラフトの先生とファイバー工場の女性



米粉の皮にジャガリー・ココナツ・豆の餡をつめる生産センター
の所長。このオジさん、本当はこの仕事手伝ってなかったくせに
写真をとってほしいがために一個だけ作りました。
私のお気に入りのGMのドライバーさんがココナツを削る。
多分うちの事務所唯一の男前?ジャフナのフィールドオフィサー
私が一番好きなハンディークラフトをやってるお婆ちゃん。
他の人は来たり来なかったり、クッチャベッタリ居眠りしたり
してるけど、毎日ずっとここで黙々と作業してる。
皆忙しそうなので、また2階に上がってハンディークラフトのバーちゃんと一緒にカゴ編もうかと思ったらGMから呼ばれ、ジャフナのカーギルススクエア(北部州唯一のエスカレータができてBBCまで取材にきたビル)に、今日からパルメラ開発局のコーナーが用意してもらえるからって、一緒に納品に行く。もう皆の段取りが悪過ぎて若干イライラ…。

納品後、チャリで事務所に戻る。すっかり料理も並び、祭壇の準備も終わっており…。


そっとチェアマンの部屋をのぞくと???!!!あ!あれ??
あれは…、大臣!!!!!うわ…ヤベ!って思って自分の個室に隠れたけど、時既に遅し…。大臣に呼ばれて、チェアマンの部屋に。
元アレな方なので、とっても怖かったけど、やっぱり、怖かった。チェアマンがタミル語のみだし、大臣もタミル語を私が話すと喜ぶだろうと誰かが言ってたから、なるべくタミル語を話したけど、皆が大体喜んでくれるポイントでもニコリともしなくてマジ怖かった…。さすが、威圧感は半端ないなと…。そしてお付きのカメラクルーみたいな人たちにバシバシ写真やらビデオとられまくる…。ちなみにチェアマンの部屋に見慣れない小学生ぐらいの男の子がいたので、チェアマンがいないときに、チェアマンのお孫さん?って皆に聞いたら、チェアマンの子供だと…。え???チェアマンよく仕事中にスカイプで孫に「タータだ、タータだよ〜〜♡タータって言ってみぃ♡」ってしょっちゅう言ってるので、かなりのお年なんだと思ってたんだけど…。7人も子供がいて、一番下の子供らしい…。お元気なようで。そして、全然会話も弾まない感じなのに、チェアマンもどっかいっちゃうし、チェアマンの秘書のオッサンも消えちゃうし…。一時私と大臣だけになり…、マジでどうしたらいいのか分からず…。

すると、お坊さんが到着し、やっと儀式スタート!
つーか、この坊さん、ずっと儀式中もサングラスかけてて…。何なんでしょう…と思った。





なんかお経的なモノを唱えつつ、祭壇に花を大量にぶっかけたり、ココナツをその場で割って器にして葉っぱ入れて、花入れて不思議な物体作り始めたり。ちょっとしたオママゴトを見てる感じ?


やと儀式終わるかと思ったら、私が一番仲良くしてるタルジニがささっと前に出てきて、歌をうたい始め、それが終わると別の事務員のオッチャンが長い長いお経を本を見ながら詠う。隣にいる青いシャツの人事部長がなげーよ的な感じで耳打ちしてたのが笑える。人事部長のオジさんも中々のラッツ&スターズっぽくて好きです。



最後に僧侶が大臣のおでこに祝福をして、順にみんなオデコ
に白い粉と赤い粉を付けてもらっていました。

私は列の最後の方にいたので、待っていたんですが、最初に終えた大臣からまた呼び出され・・・。今度はチェアマンがいなかったからかな?大臣は流暢な英語で話しかけてきてくれて、再来週、大統領がジャフナ駅のグランドオープニングセレモニーに来るまで、忙しいから、それが終わったら、ディスカスしようって、笑顔で言われました。
え…。何を…?ディスカスするの…、私なんぞが大臣と…?!
こえぇよ。


大臣と向き合って一緒に準備した食事をいただき、私が手で食べてたら、彼女にナプキンをあげなさいって、お付きの人に指示し、ナプキンをいただき、一気に食べ終える。ドイツ語は話せるか?とか、ジャパンとジャフナは音が似ている。とか、パルメラ開発局の初代チェアマンは大臣のお父さんで、お父さんはジャフナをジャパンのようにしたかったと言っていたとか、サラスワティーの持っている楽器は、政党のシンボルだとか、いろいろ教えてもらう。すると大臣はとっても忙しい人なので、誰かと英語で電話しおえたら、私に合掌&一礼&ワナッカムと言って帰られました…。いやいや…、てか、なに?ディスカスすんだろう…



大臣が帰った後は、みんな地べたで用意した食事を食べる。
カメラ向けたらGMのドライバーのあんちゃんが、多分海外に出稼ぎに行っている嫁と娘から送ってもらったオシャレ眼鏡に手をかけ、ポーズをキメていた。こういうところが可愛いんだよね。

さて、行事が終わって、食事が終わったら仕事すんのかな?と思ったら、みんな現状復帰したら、とっとと帰る帰る…。

私が気がつかずに15時すぎまでいたら、お茶入れ係のオジさんが部屋にきて、もう皆帰ったよ…って。え???定時16時半だよね?って感じ…。オジさんも早く帰りたそうだったから、私も帰り支度をしてトットと帰ることに…。こんな大きなイベントなら、もっと早く言ってくれよって感じ。

そしてコロンボのマーケティン部長も私と木・金一緒に他の地区回ろうって先週言ってて来なかった理由もこれだと分かったんだけど、そんなの1週間以上前から頭にスケジュールとして入ってない?普通?って感じで…。この人たちのスケジュール管理ってどうなってるんだろう?と本当に不思議に思いました…。

ま、ジャフナ県に点在するプロダクションセンターのオッチャンとかオバちゃんと久しぶりに会えたのはとってもよかったし、みんなで一丸となってお料理の準備するのはとっても楽しかった。

しかし、大臣がまたディスカスしよう…が一番気になる…。え?何を?


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2014年10月2日木曜日

パルメラ椰子の花蜜糖 Palmyrah Jaggery

私が現在ボランティアとして働いているパルミラ開発局。

パルメラ椰子から取れる果実、花蜜、葉っぱ、繊維、木材などを使った関連製品をたくさん売って、持続的な生計を維持すること、内戦で伐採されてしまったパルミラ椰子を元に戻そう!というのがミッションです。

ただ内戦の影響で閉鎖されていた地区にメインオフィスがあるので、みなさん外のこと、本当に知らない。

とっても栄養豊富で、もしかしたら今のココナツブームの次はこれじゃない?っていうか、ココナツなんかよりも全然栄養豊富な感じがするんですけどね…。如何せん、自分たちの製品なのに、え?って言うことを知らないんです。

まず、パルミラ椰子の一番の売りは、花蜜から取れる黒糖(ジャガリー:Jaggery)と呼ばれるものです。

 

 

見た目はかなり今ひとつですが、味は超うまいです。左の白っぽいカゴに張っているのがパルメラのジャガリーで、右側の黒い葉っぱに包まれてるのがキトゥルのジャガリーです。




味的には、黒糖をもっとビターにして、塩味も感じられる。
甘さ控えめ。例えるなら、塩キャラメルならぬ、塩黒糖って感じ?

そして、栄養価なんですが、残念ながらパルメラ開発局にはパルメラ研究所という、ちゃんとした研究所があるんですが、内戦で破壊され2012年にやっと再建されたばかりで、機材が全然揃ってない・・・ため、基礎的な栄養評価テストはできるんですが、ビタミン・ミネラルを測定する機械が・・・。(機械は昨年購入したらしいんですが、その測定に必要となる薬品がまだ来ないらしいんです…。そしていつ来るかもわからないとのこと…。北部だから…、イロイロ規制があって中々来ないのかもしれません。)

なので、私が勝手にインドの研究者のサイトから抜粋してきた情報によると、 鉄分(2.5mg/1g)、ビタミンB1(24mg/100g)、リボフラビンV.B.2(432mg/100g)、ビタミンC(11mg/100g)

って、栄養価が凄いんですよ…。
他のサイトを見ると、ビタミンB12も豊富とか書いてたり…
ちなみにこれらのビタミンB群、植物から取れるのはこのパルメラ椰子からだけだ的なことを書いてるサイトもありました。

しかも、ビタミン・ミネラルだけではなく、低GIで、昔から糖尿病患者でも食べられる砂糖として、アーユルヴェーダの薬的な役割も果たして来たらしいです。

そう、こんなに素晴らしい、夢のような成分がたくさん含まれている可能性が高く、太らない砂糖とも言われるぐらいなんですが、一番の問題は、販促するにあたり一番重要なビタミン・ミネラル関連のハッキリとした栄養の分析評価が手元にないことが大きな悩み…。(炭水化物とか脂質、糖分みたいな基礎的なのはあります)

他の研究所にお願いしてみたらいいじゃないか…と思うんですが、パルミラ研究所の人も、一応「パルミラ」って名前がついてる研究施設なのに、自分たちでその結果を出せないことが悔しいみたいで…。

でも結果がでるのはいつになるやら…。これの値がないと販促できない…というのが困ったところで…。

どこか、共同研究とかしてくれそうな、海外の施設ないですかねぇ…。


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2014年10月1日水曜日

【閲覧注意、食事中の人は見ないでネ】雨季の恐怖

食事中の人は見ないでください…。
あまりの大惨事に朝から放心状態で会社にも大遅刻…。


というのも…。

朝トイレに行こうと外付けのシャワールームに行ったら、床、洗面台、便器に黒い小さな葉っぱ?みたいなので覆われていて…

よく見ると全部、虫!

そしてその死骸に群がる巨大黒あり!

これを全部洗い流すのに一時間…。
気持ち悪すぎて凹んでます。なんで突然こんなことに…、原因がわからないから、明日の朝もこんなだったらと思うとさらに凹む…。
家主もいないし…。



写真はかなり処理した様子だけど洗面台のところの状況が床一面でした…。失神寸前!


後々、いろいろな人からの情報を得た結果…、

この羽虫、スリランカの雨季に全土で頻繁に発生するらしく…、昨晩はうちが標的となったようで…。

前にランカの先輩隊員(ヌワラエリア隊員)が訓練所に来て、様子を教えてもらうことがあったときに、この状況を写真でみていたこと…スッカリ忘れてました…。

確かに、昨日、昼間に凄い豪雨が頻繁に降ってはやみ、降ってはやみを繰り返していて、水はけの悪いウチの庭はぬかるんでた。

とりあえず、キレイに掃除して、家を出ようと外の正面玄関まで行くと、絨毯?ってぐらい羽が大量に落ちてて…、隣りと向かいの家の門の前にもそれなりに落ちてたけど…、ウチが一番大量だった…。

私のバスルーム、家主が自分で急遽作った外付けバスルームなので、隙間だらけ…。窓のフレームあってないし、ドアも寸法が違ってたのか、曲がってるのか、ちゃんと閉まりません。なんとかしたいけど、いつも通り家主はマナーに帰っちゃってて不在…。
これ、また起きたら私、多分、発狂します。

ちなみに私の住まいの玄関のドア、オートロックですが、昨日すべての鍵を家の中に入れたままドアを閉めてしまい、本当パニックになった。で、玄関のドアに思いっきり横ゲリを入れたら、鍵もドアも壊れず開いたんだよね…、よかった〜って思ったけど、オイオイって感じ。

欠陥だらけ…

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2014年9月30日火曜日

本当にウンザリする質問・・・

ブログのタイトルにあるように、あたくし、アラフォー、御年39歳です。

昨日私の所属するパルメラ開発局のチェアマンの政党の記者?が来て、インタビューをさせてくれと…。

私が所属するパルメラ開発局は、伝統工芸小規模企業開発省というところの管轄の局です。大臣もチェアマンも同じイーラム人民民主党(Eelam People Democratic Party)に所属されておりまして…。この政党と大臣については英語のWikiを見ればどういう人物か…わかると思いますが、ちょっとアレなんです…。(読んだらわかります)

まぁ、最初はスリランカについて、ジャフナについてどう思うかとか、過去の経歴なんかを聞かれて、「ジャフナは内戦があって閉鎖されていたせいか、ちょっとシャイな人、外の世界を知らない人が多いかもですね…。でも仲良くなるとみんな親切でいい人ばかりですね。」とか応えていたんですが、私の職歴を計算して、「てか?いくつなの?」とお決まりの質問に、「39だ」って応えると、またまたお決まりのリアクション。

記「結婚してるのか?」
私「してない」
記「なぜだ?」
私「自由でいたいからだ」

そこで、同席していたチェアマンの秘書と記者のおっさんが、

「お前には愛がないのか?」と…。

もうね…、失礼甚だしい。

「結婚して子供ができるとどこにも行けないし、家族の奴隷みたいな存在になるのがイヤなのだ」とちょっとイライラしながら応える。

「だってそれがDUTYではないか!」って…。

あぁあ、って感じ。だから外の世界を知らない。って言ったのに。

前にも、コロンボでかなり有名な私立病院に手があれて治らなかったので、行った時も。じいちゃんの医者に手あれの原因を突き止めるために、「子供いるのか」、「結婚してるか」聞かれ、家事のせいかな?って聞かれたんだと思うんだけど、未婚だと応えると、「日本人女性は愛を信じないのか?!」とこれまた、手あれと全く関係なくね?っていうコメントをいただきました。


スリランカでは、シンハラ人であろうと、タミル人であろうと、まず年齢・未婚既婚・結構詳細な家族構成を悪気なく当たり前のように聞いてきます。もう会う人、会う人に同じ質問されるから、かなり慣れてるけど、結構ランカ的に身分の高いだろう人が特に平気でこのようなコメントを放つことに驚いています。
今後国際化するなかで、失礼であるということを認識しないと危険じゃないかなぁ。と思った次第です。
毎回、ちゃんと応えてましたが、昨日のはちょっと本当にムカついたというか、呆れた…。


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2014年9月22日月曜日

ジャフナが一番盛り上がるお祭り!

ジャフナの祭りについて書きますといいつつ、ずっと忘れてました。

年によって違うみたいなんですが、毎年8月の頭ぐらいから24日〜25日間、ジャフナ最大のヒンドゥー寺院のナッルール寺院(Nallur Temlple)でめっちゃデッカイお祭りがあります。

私が赴任したのは、クライマックスに近づきつつある8月19日で、家がある住所もNallurというぐらいですので、寺には徒歩5〜10分ぐらいで行けます。

祭りの期間は寺を取り囲むアスファルトの道は歩行者天国になり、ビーチの砂がまかれて、基本裸足でないとその砂のエリアには入れません。
ビーサンはあずけるか、そもそも近くの住民は裸足で家から行くようです。

普段は通常の道なのに、祭りの期間だけは、寺に向かう道の全てにこういった屋根トンネルみたいなのができて、そこで遠くから巡礼にきたタミル人がごろっと寝転んで休憩したり、熱中症を防ぐためか、スポーツドリンク?なのか、ただの水なのかわからないけど、無償で配布していたりします。




ナッルール寺院は、シヴァの息子であるムルガン(ガネーシャの兄弟)を祭るお寺で、毎日朝昼晩?プジャーというお祈りの儀式?があって、夕方17:30ぐらいに、祭りの期間中はムルガンとムルガンの嫁2人のご神体が寺の奥から出てきて、寺の周りをいろんな山車に乗せて一周します。すんごい人出なので、一周するのに一時間近くかかります。
 

これは22日の山車。日によって乗せてる山車が違いました…。

そして、8月23日〜24日の土日は朝からなんか近所中がウルサいなぁ…と思ったら…。

またまた、パタパタやってました…。

それ以外いもやっぱり、針を付けてお散歩?のやつ。いやこれはパタパタよりも凄い!重そうな飾りを肩にしょって、針を背中と口につけ、街中にあるヒンドゥー寺院を順番に回って踊り、最後にナッルール寺院にっていう感じで、それも街ごと?なのか、それぞれの地域ごとの集団がたくさんいて、何組も何組も家の前を通って行きました。
(イメージとしては獅子舞?的な?一軒一軒の寺を回ってトランス状態になるまで踊り倒すって感じ)


紐を持っている人も何か独特な動作を。多分踊ってる人がトランス状態になって危ないので紐で繋いでる?のかもしれません。



この針を刺して踊る人もアレですが、その人の紐を持つ人も
いろいろ動きが個人個人違って、このじいちゃんが一番イカしてました。
数名の男性が踊りながらトランス状態に入り、重い飾りを付けたまま周りを囲む見学者の方にブンブン行き始めると危ないので、飾りを外させて、水をぶっかけたりして、正気に戻します。


また、口にも針を貫通させているので、水が飲みづらいらしく、何カ所で踊っているのか分かりませんが、一種の脱水症状のようなものを起こしてる人もいました…。





小さな子供達もお兄さんたちに憧れて?いつかはやってやるぞ?みたいな感じで小さな飾りを作ってもらって一緒に回っているチームもあったり、ある程度大きくなった男の子は、小さい針をさしてる子もいました。







この針刺し祭り…、なんでこんなにドSなのかというと、ムルガンは針を持っている神様らしく、それが由来だと…いうんですが…。何だか願いがある人が願掛けでやるのか?願いが叶ったお礼でするのか?どちらか色々情報はありますが…。私が見た感じ、ある20〜30代ぐらいの青年団的な人がどうやら、地元でチームを作って奉納してる感じがしました。


クライマックス前夜は、巨大な光り物の山車が動きました。真ん中がムルガン、両はじはムルガンの嫁さんらしいです。


これが最終日の朝方のクライマックスの山車です。最終日は、ちょっと死んでしまうんじゃないか…と思うぐらいの大混雑で、一瞬山車が動いたのをみたら、速攻退散しました…。

ちなみに参拝客はスリランカ全土のタミル人が集まり、さらには他国に移住していた人も夏休みも兼ねて訪れています。
そして、みんな口々にムルガンをたたえる言葉「アローハラー!」と叫びます。

さー、やっと祭りも終わって、静かになるなーと思ってた翌日。
事務所のスタッフが今日はムルガンの結婚式だというんです…。


前がムルガン、後ろの二つが嫁です。
結婚式のあった日(?)の朝だったか翌日は、ナッルール寺院内にあるプールでムルガンを沐浴させると言ってました。見に行こうかと思いましたが、もう連日連夜の祭り見学に疲れてしまい…それは見に行きませんでした。ま、来年かな…。てか多分来年はこの期間、ジャフナから退散して、他のところに行こうかな…。

全国各地からバスで巡礼者が毎日来たり帰ったりするから、街の中はかっ飛ばすバスで危険だし、職場も親類が帰ってきてたりして、皆浮かれてる?というか、心ここにあらず感半端ない感じだったしな。
そして、毎晩・毎朝ヒンドゥー音楽が鳴り響くし…。

ま、でも旅行で来るなら、8月はいいかもしれませんね。(来るなら、飛行機、チャーター、ラグジュアリーナイトバス、電車がオススメ)
そして、ジャフナ、間もなく電車が復旧するらしいです。今はジャフナのあと一歩手前までしか開通してなかったんですが、新聞には9月に開通と…。多分10〜11月にしか開通しないとは思いますが…。

ムルガンの祭り本当に世界中のヒンドゥー教徒がやってるみたいですが、全部針刺しまくりみたいで…、もっと詳しく知りたくなりました…。

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