パルメラ椰子から取れる果実、花蜜、葉っぱ、繊維、木材などを使った関連製品をたくさん売って、持続的な生計を維持すること、内戦で伐採されてしまったパルミラ椰子を元に戻そう!というのがミッションです。
ただ内戦の影響で閉鎖されていた地区にメインオフィスがあるので、みなさん外のこと、本当に知らない。
とっても栄養豊富で、もしかしたら今のココナツブームの次はこれじゃない?っていうか、ココナツなんかよりも全然栄養豊富な感じがするんですけどね…。如何せん、自分たちの製品なのに、え?って言うことを知らないんです。
まず、パルミラ椰子の一番の売りは、花蜜から取れる黒糖(ジャガリー:Jaggery)と呼ばれるものです。
見た目はかなり今ひとつですが、味は超うまいです。左の白っぽいカゴに張っているのがパルメラのジャガリーで、右側の黒い葉っぱに包まれてるのがキトゥルのジャガリーです。
味的には、黒糖をもっとビターにして、塩味も感じられる。
甘さ控えめ。例えるなら、塩キャラメルならぬ、塩黒糖って感じ?
そして、栄養価なんですが、残念ながらパルメラ開発局にはパルメラ研究所という、ちゃんとした研究所があるんですが、内戦で破壊され2012年にやっと再建されたばかりで、機材が全然揃ってない・・・ため、基礎的な栄養評価テストはできるんですが、ビタミン・ミネラルを測定する機械が・・・。(機械は昨年購入したらしいんですが、その測定に必要となる薬品がまだ来ないらしいんです…。そしていつ来るかもわからないとのこと…。北部だから…、イロイロ規制があって中々来ないのかもしれません。)
なので、私が勝手にインドの研究者のサイトから抜粋してきた情報によると、 鉄分(2.5mg/1g)、ビタミンB1(24mg/100g)、リボフラビンV.B.2(432mg/100g)、ビタミンC(11mg/100g)
って、栄養価が凄いんですよ…。
他のサイトを見ると、ビタミンB12も豊富とか書いてたり…
ちなみにこれらのビタミンB群、植物から取れるのはこのパルメラ椰子からだけだ的なことを書いてるサイトもありました。
しかも、ビタミン・ミネラルだけではなく、低GIで、昔から糖尿病患者でも食べられる砂糖として、アーユルヴェーダの薬的な役割も果たして来たらしいです。
そう、こんなに素晴らしい、夢のような成分がたくさん含まれている可能性が高く、太らない砂糖とも言われるぐらいなんですが、一番の問題は、販促するにあたり一番重要なビタミン・ミネラル関連のハッキリとした栄養の分析評価が手元にないことが大きな悩み…。(炭水化物とか脂質、糖分みたいな基礎的なのはあります)
他の研究所にお願いしてみたらいいじゃないか…と思うんですが、パルミラ研究所の人も、一応「パルミラ」って名前がついてる研究施設なのに、自分たちでその結果を出せないことが悔しいみたいで…。
でも結果がでるのはいつになるやら…。これの値がないと販促できない…というのが困ったところで…。
どこか、共同研究とかしてくれそうな、海外の施設ないですかねぇ…。
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