土曜日はホステルにちょっと荷物を取りに行った以外ほとんど外出しなかったので、日曜日はお出かけしてみました。
というのも…。朝からホストファミリーの娘さんが朝から私と勉強しようと待ち構えていたためです…。やっぱり休みの日はタミル語から解放されたい…ので…。私が小学三年生のタミル語の教科書を持っていたのが不憫に思えたんじゃないかと推察されます。
ということで、市場調査も兼ねてコロンボ市内のメジャーなお土産屋さんのいくつかを巡りました。
1. ラクサラ:一応国営?のお土産屋さんです。今回はコロンボ大学の近くのお店に行きました。以前にスリランカに旅行に来たときはペター駅の近くのラクサラに行きましたが、そちらは建物も古く、暗い感じの店だったのですが、こちらは新しくできたのか、メチャメチャ奇麗な建物です。…がしかし、正直内容は駅前のとあんまり変わらないかなぁ。建物が新しくてほんの少しオシャレだと、違うとここまですてきに見えるのかなぁと思いました。
ディスプレーや照明、店の清潔感だけで同じ商品でも全く別のモノに見えますねぇ。
それでも物価高のスリランカだからなのか、自信に溢れてるからなのか?クオリティーやデザイン、素材、パッケージの割りにかなり強気のプライス設定がラクサラでは多く見受けられました…。うーん、あまり財布を痛めてまで買いたくないかなぁ。そんな中、我が赴任先の商品もほそぼそと一品置かれていました…。 でも値段を見てビックリ!そりゃ誰も海外からの旅行者が買うわけないなと。何の商品の説明もないし、まず馬鹿高い。大きな見直しが必要だと思いました。
ラクサラを後にして、レースコースショッピングモールをウロウロして、そこにもラクサラが入っていましたが、規模も小さく内容もほぼ同じだったのでスルー。レースコースモールの向かいに謎の建物があり気になったので中に…。すると、前に先輩他員が土曜日の朝開かれてるレースコースの駐車場で開催されてるオーガニックフードの青空市のお店を発見!!
なんと土曜日限定で青空市をやってるだけで、普段はこちらで普通に営業しているとか。店員さんなのかオーナーなのか分かりませんが、白人の女性がレジにいました。
そして、同じような商品がラクサラやスーパーにも売ってるのにも関わらず、ここのは何かディスプレーの棚や照明、陳列の間隔などが素敵だし、ラベルも可愛くて、少し高くても、「ここで買いたい…」って思ってしまう演出…。食品関係については、こちらをお手本として紹介するかなぁ。ちなみに違う生産者ですが、パルメラ製品を売っているのも発見しました!凄くレアなお店だ!
このあと公園を散歩して、コットンコレクションというお店を回りました。スリランカで普通の洋服を買うならここかなぁ…と思うお店です。リゾート的なデザインのものもありましたがメイドインインディアが多かったかな。
最後にパラダイスロードという日本で言うとこのフランフランみたいな感じと言うか、シャレオツな雑貨類を扱うお店に行きました。
4. パラダイスロード
正直、ベタな象の柄の何か?とか紅茶とか以外のスリランカ土産はここで買うのが一番かと思います…。
とってもセンスがよく、見た目だけでなくクオリティも日本の雑貨屋と同じくらいのレベルにあると思います。
シンハラ文字が書かれた可愛いグッズもたくさんあるのは知ってたんですが、なんと!タミル文字をモチーフにしたものも発見!嬉しくなって買いました!
店員さんにそれはシンハラ文字じゃないけどいいのか?と聞かれたので、タミル語勉強してるから、これでいいのだ!と言ったらニヤニヤしてた。オススメは合掌をモチーフにしたブックエンドかな…、あれはかなり可愛い!帰る前に絶対買おうと思います。
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まぁ、お土産もそうだし洋服や日用品もそうなんですけど、なにか中途半端な感じ。
モノもサービスも、よくある発展途上国でよくある安かろう悪かろう、でもデザインが斬新で可愛いから買おうとはならず…。中進国の一番ダメなパターンに陥りつつあるようで、値段はバカ高い割にまったくクオリティはないことが多い…。
頑張ればカナリできる子なのになぜか?全ておいて中途半端な感じにしてしまうのか…。値段だけ先進国レベルかそれ以上のモノが多い…。特に輸入品は日本より高い!
いろいろ回って思って気がついたのは、輸入品全般的にかなりの関税をかけて、国内産業を…と思ってるんだろうけど…。もっと諸外国製品やサービスと競争して、競合をもっともっと研究して、改良しよう!という動きが生まれない限り、この国の製品は微妙…な感じに終わるんじゃないかと…。
まずは、競合研究とかそういうところから、始めてもらうかな…。
次はベアフットとかペターをチェックしに行こうと思います。