2015年5月21日木曜日

127名の逮捕者が出ました

昨日の裁判所や警察署への一連の抗議デモで127名の逮捕者が出たそうです。

女子学生の強姦殺人と抗議デモっって、なんで?!って思ってたんですが、いろんなWebサイトや地元の人と話して、理由が徐々にわかってきました。

原因の1つ目は単なる「怒り」によるもの。
ネットで公開されてる動画等を見てると、今回の事件に対する「怒り」と普段の生活で感じてる「怒り」の区別ができない人が、とりあえず「怒り」を表現する場として使ってる感じがする。感情のコントロールができない人が多い。

原因の2つ目は、戦争後、夫を亡くした未亡人など女性に対する性的嫌がらせや犯罪が横行している(特に今回事件が起こった島はひどいらしい)ようで、その犯罪者は捕まったとしてもすぐに釈放されてしまうような法律しかなく、コレではイカん!と、早急に性犯罪やドラッグ、暴力に対する法律を整備して、彼らがすぐに戻ってこないようにしてほしいという抗議。これはまっとうだし、本当にすぐにでも法律を作るべきだと思う。カイツ島では性犯罪、ハラスメント、盗難、アルコール依存症が多いらしい。

原因の3つ目は、逮捕者のうちの2人が内戦中にスイスに難民申請して移住したスイスの市民権を持つディアスポラのタミル人で、彼は捕まらないようにコロンボに逃げ、さらにディアスポラ?の弁護士が彼らをスイスに逃がそうとしているとか。それに対する抗議。

原因の4つ目は、これをどうにか利用して、またシンハラVSタミルの構図に持って行って、人種問題に発展させたい人が実はいる…という。
今回の犯罪は1ミリもシンハラ人…関係なくね?って思うんだけど…。
原因の1つ目ともつながるかも…。怒りの矛先をどこに向けるか…。
ーーー>これはどう考えても無理があるけど、そんなことを言ってる人がいるので、あり得ない話ではない。

私は原因の2つ目の、性犯罪者やドラッグなんかの犯罪に対する法律は大至急整備するべきだと思うけど。簡単に釈放なんかしないでもらいたい。ランカは結構しょーもない痴漢が多いんだけど、理由がコレで分かった。すんごい厳しい法律作ってもらいたいわ!!



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2015年5月20日水曜日

レイプ殺人事件によるストライキ


今朝、オフィスに行こうとしたら、ステイ先のセキュリティーのオジサンに今日はオフィスやってないかもよ?仕事行かなくていいんじゃない?って言われました。

え???なんで??って聞くと、
今日はジャフナ中がストライキやってるからって。

理由は、先週水曜、ジャフナにあるカイツ島というところで、
10代の女子高生が10人ほどの男にレイプされ、殺されたという…。
(以前カイツ島行きましたが、パルメラと漁業以外、本当に何にもない島)

http://www.tamilguardian.com/article.asp?articleid=14757

記事を読んでちょっと恐ろしくなったと同時に、
皆が怒りのデモを行うのに本当に共感します。
犯人の家は焼き討ちにあったみたいですね…。
絶対に許せない!!!!!

私は幸い昨日一日オフィスにいて、この騒ぎに気がついてなかったんですが、事件発覚後から少しずつ正義を求めるデモが行われ、昨日容疑者の男が一気に逮捕されて、私がいつも買い物や巡回に行く警察署や裁判所の辺りで、容疑者に死刑をなどの「怒り」を表すデモがあって、タイヤなどが燃やされていたようです…。


大統領が変わってから、少しずつ軍隊の駐屯数が減っているのもあって、今まで抑圧されてきた若者がチョットずつ悪さ(ドラッグやレイプなど)をし始めているという噂を聞きましたが…。

私もこの間、自転車に乗っていたらクソガキが自転車で追い越しざまに胸を触ってきて、今まで出したことがない低い声でブチ切れたところです。こういうの、もし蹴り倒して相手のクソガキに怪我をさせたらどうなるのかな?わたしが悪くなるのか?目撃者もいなかったら…。

今度、一時帰国するので、その時にスタンガンを買って帰ろうかと思ってます…。無理なら木刀を常に自転車に積む…とか…。絶対に痛い目に合わせないと気がすまない…。

同期の女子隊員も先日風呂場を覗かれたと言ってましたし、私の前の家でも侵入事件があったし…。

うーん。今回の話を聞いて、ちょっとやっぱり治安維持のためには軍隊が撤退するの早いかもな…と。

というのも、おそらくカイツ島などこれといった産業もなく、若者たちは仕事がない。不満があったんじゃないかなと思うんです。

先日のブログにも書きましたが、今ジャフナを含め、北部に必要なのは《仕事》、《産業》です。いやこれはスリランカ南部の貧しい村にも言えるかもしれません。

スリランカは多くの外国が狙う海の交通の要所であらゆる「支援」が入っています。
各国から空港・高速道路・鉄道・発電所・公共施設、住宅、井戸などのインフラに多くのお金は投入されていますが…、まだまだ国が閉ざしている部分もあるとはいえ、「一般企業」の参入は遅れていて、物価高や生活水準が高い割には、仕事がない若者が多い…。

南部でも某隊員が夜道で襲われそうになったりという話も聞きました…。ま、夜、女性が出歩くというのはインドも含め、南アジアではまだまだ大変危険なことなんですよね。今まで男性の隊員がいてくれたので、チョイチョイ夜出歩いてましたが、しばらく男性隊員が帰国するので、チョトしばらく怖いです…。

軍隊を撤退させるなら、産業をもたらしてからでないと危険が多すぎるように思います。(一般企業としても、何が起こるかわからない土地に投資などしたくないでしょうしね。)

そして、今うちのオフィス、ガバメントは休みじゃないのに、1/3しか来てません…。

そして、昼頃うちのオフィスの前の県庁までデモ隊が集まってきたから、オフィスも閉鎖し、家に帰ってきました。
帰るときにオフィスの前の道ではタイヤが燃やされていて、迂回して帰る。
つまり迂回するとデモ隊がいるところを通ることに。





まだ始まってないから全然普通に通れました。
見た感じは、たくさんよ女性が紙に抗議文を書いて集まっていて、それに群がる野次馬の男性たちという感じでした。男性の中にも自分の娘や姉妹の身の安全を考えて抗議に参加してる人もいますが、大半が野次馬だと思えました。

これを機に日々の鬱憤晴らしたろうという感じがね…。
正直、こういうのに野次馬で集まる男性は次の犯罪予備軍…としか思えないのは私だけでしょうか…。
アホな野次馬は暴れてちゃって、警察に捕まればいいのになぁ。

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2015年5月15日金曜日

先進国の豊かさのが異常に見えてきた

ずーっとこっちで生活してて、Facebookで日本の皆が美味いもの食べてる写真とか飲み歩いてる写真がいっぱい流れてくる一方で、

同期の世界に散らばった協力隊員の写真も流れてくるわけで。
スリランカは皆が派遣されてくる国の中では中の中かな。
南米・中米隊員は全然日本と変わらなくない?ってところもあるけど、アフリカ隊員はス・ゴ・イ、ちょっと尊敬する。
アフリカにシニアボランティアがいないのわかる気がする…。

面積の比率、人口比率とか考えると、
最近、日本の豊かさが逆に「異常」に見えるようになってきたのは、
私だけかな…。

「足るを知る」

日本にいると、ずっと欲望を追求して生きてきていくことになるな…。と、ちょっと追求するのに疲れた…と思ってココに参りましたが。そういう意味ではもう十分足るをしれた気がするかもね…。

ま、また日本に帰ったら追求しちゃうんだと思うけどね…。

今もオフィスはゴタゴタ。

誰も私が遅刻してこようと、
オフィスに来なかろうと気がついておりません。

とりあえず、新しいチェアマンの新体制が落ち着いて、方針が見えてこないと何もできないので、しばらくはJICA関連というか、最近増えに増えまくってるスリランカ隊員のコミュニティーWebサイト(60〜80ページ)を制作してます。

久しぶりにDreamweaverとかPhotoshop、Illustratorをイジって、土日も休まず深夜まで没頭してWebサイト作ってます。

久しぶりにHTMLとかCSSイジって感覚を思い出すのに時間がかかりましたが、コレが終わったら、この勢いでこの暇な時間に配属先のどーしょーもないWebサイトも作りなおしてやろうと思います…。(今ノープランの行き当たりばったりで、コロンボのIT担当と言われる子がWebサイト作ってるとかいう噂を聞いたので阻止しないといけない…。マーケティングの知識や商品知識なくWebサイト作ってほしくない…。)



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