2014年10月4日土曜日

サラスワティー(弁財天)のプジャー

昨日の午後から、事務所から女性陣がいなくなり…。机が片されはじめました。何が始まるのかと思って聞いたら、明日はサラスワティーのプジャーがあるからって。


朝来ると、もう完全にお祭り。仕事どころの話でなく。
同じビルに入ってる他の政府系の事務所の男性がワイワイみんなで駐輪場で料理作ってたり…。



駐輪場にチャリを止めてたら、CPが今から生産センターでプジャーの食べ物のを用意するから、一緒に来るか?とのことなので、準備を見学しました。

ワデーの元になる豆洗ってる
ワデーの中に入れる唐辛子やタマネギを切り刻む
ハンディークラフトの先生とファイバー工場の女性



米粉の皮にジャガリー・ココナツ・豆の餡をつめる生産センター
の所長。このオジさん、本当はこの仕事手伝ってなかったくせに
写真をとってほしいがために一個だけ作りました。
私のお気に入りのGMのドライバーさんがココナツを削る。
多分うちの事務所唯一の男前?ジャフナのフィールドオフィサー
私が一番好きなハンディークラフトをやってるお婆ちゃん。
他の人は来たり来なかったり、クッチャベッタリ居眠りしたり
してるけど、毎日ずっとここで黙々と作業してる。
皆忙しそうなので、また2階に上がってハンディークラフトのバーちゃんと一緒にカゴ編もうかと思ったらGMから呼ばれ、ジャフナのカーギルススクエア(北部州唯一のエスカレータができてBBCまで取材にきたビル)に、今日からパルメラ開発局のコーナーが用意してもらえるからって、一緒に納品に行く。もう皆の段取りが悪過ぎて若干イライラ…。

納品後、チャリで事務所に戻る。すっかり料理も並び、祭壇の準備も終わっており…。


そっとチェアマンの部屋をのぞくと???!!!あ!あれ??
あれは…、大臣!!!!!うわ…ヤベ!って思って自分の個室に隠れたけど、時既に遅し…。大臣に呼ばれて、チェアマンの部屋に。
元アレな方なので、とっても怖かったけど、やっぱり、怖かった。チェアマンがタミル語のみだし、大臣もタミル語を私が話すと喜ぶだろうと誰かが言ってたから、なるべくタミル語を話したけど、皆が大体喜んでくれるポイントでもニコリともしなくてマジ怖かった…。さすが、威圧感は半端ないなと…。そしてお付きのカメラクルーみたいな人たちにバシバシ写真やらビデオとられまくる…。ちなみにチェアマンの部屋に見慣れない小学生ぐらいの男の子がいたので、チェアマンがいないときに、チェアマンのお孫さん?って皆に聞いたら、チェアマンの子供だと…。え???チェアマンよく仕事中にスカイプで孫に「タータだ、タータだよ〜〜♡タータって言ってみぃ♡」ってしょっちゅう言ってるので、かなりのお年なんだと思ってたんだけど…。7人も子供がいて、一番下の子供らしい…。お元気なようで。そして、全然会話も弾まない感じなのに、チェアマンもどっかいっちゃうし、チェアマンの秘書のオッサンも消えちゃうし…。一時私と大臣だけになり…、マジでどうしたらいいのか分からず…。

すると、お坊さんが到着し、やっと儀式スタート!
つーか、この坊さん、ずっと儀式中もサングラスかけてて…。何なんでしょう…と思った。





なんかお経的なモノを唱えつつ、祭壇に花を大量にぶっかけたり、ココナツをその場で割って器にして葉っぱ入れて、花入れて不思議な物体作り始めたり。ちょっとしたオママゴトを見てる感じ?


やと儀式終わるかと思ったら、私が一番仲良くしてるタルジニがささっと前に出てきて、歌をうたい始め、それが終わると別の事務員のオッチャンが長い長いお経を本を見ながら詠う。隣にいる青いシャツの人事部長がなげーよ的な感じで耳打ちしてたのが笑える。人事部長のオジさんも中々のラッツ&スターズっぽくて好きです。



最後に僧侶が大臣のおでこに祝福をして、順にみんなオデコ
に白い粉と赤い粉を付けてもらっていました。

私は列の最後の方にいたので、待っていたんですが、最初に終えた大臣からまた呼び出され・・・。今度はチェアマンがいなかったからかな?大臣は流暢な英語で話しかけてきてくれて、再来週、大統領がジャフナ駅のグランドオープニングセレモニーに来るまで、忙しいから、それが終わったら、ディスカスしようって、笑顔で言われました。
え…。何を…?ディスカスするの…、私なんぞが大臣と…?!
こえぇよ。


大臣と向き合って一緒に準備した食事をいただき、私が手で食べてたら、彼女にナプキンをあげなさいって、お付きの人に指示し、ナプキンをいただき、一気に食べ終える。ドイツ語は話せるか?とか、ジャパンとジャフナは音が似ている。とか、パルメラ開発局の初代チェアマンは大臣のお父さんで、お父さんはジャフナをジャパンのようにしたかったと言っていたとか、サラスワティーの持っている楽器は、政党のシンボルだとか、いろいろ教えてもらう。すると大臣はとっても忙しい人なので、誰かと英語で電話しおえたら、私に合掌&一礼&ワナッカムと言って帰られました…。いやいや…、てか、なに?ディスカスすんだろう…



大臣が帰った後は、みんな地べたで用意した食事を食べる。
カメラ向けたらGMのドライバーのあんちゃんが、多分海外に出稼ぎに行っている嫁と娘から送ってもらったオシャレ眼鏡に手をかけ、ポーズをキメていた。こういうところが可愛いんだよね。

さて、行事が終わって、食事が終わったら仕事すんのかな?と思ったら、みんな現状復帰したら、とっとと帰る帰る…。

私が気がつかずに15時すぎまでいたら、お茶入れ係のオジさんが部屋にきて、もう皆帰ったよ…って。え???定時16時半だよね?って感じ…。オジさんも早く帰りたそうだったから、私も帰り支度をしてトットと帰ることに…。こんな大きなイベントなら、もっと早く言ってくれよって感じ。

そしてコロンボのマーケティン部長も私と木・金一緒に他の地区回ろうって先週言ってて来なかった理由もこれだと分かったんだけど、そんなの1週間以上前から頭にスケジュールとして入ってない?普通?って感じで…。この人たちのスケジュール管理ってどうなってるんだろう?と本当に不思議に思いました…。

ま、ジャフナ県に点在するプロダクションセンターのオッチャンとかオバちゃんと久しぶりに会えたのはとってもよかったし、みんなで一丸となってお料理の準備するのはとっても楽しかった。

しかし、大臣がまたディスカスしよう…が一番気になる…。え?何を?


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