今朝、オフィスに行こうとしたら、ステイ先のセキュリティーのオジサンに今日はオフィスやってないかもよ?仕事行かなくていいんじゃない?って言われました。
え???なんで??って聞くと、
今日はジャフナ中がストライキやってるからって。
理由は、先週水曜、ジャフナにあるカイツ島というところで、
10代の女子高生が10人ほどの男にレイプされ、殺されたという…。
(以前カイツ島行きましたが、パルメラと漁業以外、本当に何にもない島)
http://www.tamilguardian.com/article.asp?articleid=14757
記事を読んでちょっと恐ろしくなったと同時に、
皆が怒りのデモを行うのに本当に共感します。
犯人の家は焼き討ちにあったみたいですね…。
絶対に許せない!!!!!
私は幸い昨日一日オフィスにいて、この騒ぎに気がついてなかったんですが、事件発覚後から少しずつ正義を求めるデモが行われ、昨日容疑者の男が一気に逮捕されて、私がいつも買い物や巡回に行く警察署や裁判所の辺りで、容疑者に死刑をなどの「怒り」を表すデモがあって、タイヤなどが燃やされていたようです…。
大統領が変わってから、少しずつ軍隊の駐屯数が減っているのもあって、今まで抑圧されてきた若者がチョットずつ悪さ(ドラッグやレイプなど)をし始めているという噂を聞きましたが…。
私もこの間、自転車に乗っていたらクソガキが自転車で追い越しざまに胸を触ってきて、今まで出したことがない低い声でブチ切れたところです。こういうの、もし蹴り倒して相手のクソガキに怪我をさせたらどうなるのかな?わたしが悪くなるのか?目撃者もいなかったら…。
今度、一時帰国するので、その時にスタンガンを買って帰ろうかと思ってます…。無理なら木刀を常に自転車に積む…とか…。絶対に痛い目に合わせないと気がすまない…。
同期の女子隊員も先日風呂場を覗かれたと言ってましたし、私の前の家でも侵入事件があったし…。
うーん。今回の話を聞いて、ちょっとやっぱり治安維持のためには軍隊が撤退するの早いかもな…と。
というのも、おそらくカイツ島などこれといった産業もなく、若者たちは仕事がない。不満があったんじゃないかなと思うんです。
先日のブログにも書きましたが、今ジャフナを含め、北部に必要なのは《仕事》、《産業》です。いやこれはスリランカ南部の貧しい村にも言えるかもしれません。
スリランカは多くの外国が狙う海の交通の要所であらゆる「支援」が入っています。
各国から空港・高速道路・鉄道・発電所・公共施設、住宅、井戸などのインフラに多くのお金は投入されていますが…、まだまだ国が閉ざしている部分もあるとはいえ、「一般企業」の参入は遅れていて、物価高や生活水準が高い割には、仕事がない若者が多い…。
南部でも某隊員が夜道で襲われそうになったりという話も聞きました…。ま、夜、女性が出歩くというのはインドも含め、南アジアではまだまだ大変危険なことなんですよね。今まで男性の隊員がいてくれたので、チョイチョイ夜出歩いてましたが、しばらく男性隊員が帰国するので、チョトしばらく怖いです…。
軍隊を撤退させるなら、産業をもたらしてからでないと危険が多すぎるように思います。(一般企業としても、何が起こるかわからない土地に投資などしたくないでしょうしね。)
そして、今うちのオフィス、ガバメントは休みじゃないのに、1/3しか来てません…。
そして、昼頃うちのオフィスの前の県庁までデモ隊が集まってきたから、オフィスも閉鎖し、家に帰ってきました。
帰るときにオフィスの前の道ではタイヤが燃やされていて、迂回して帰る。
つまり迂回するとデモ隊がいるところを通ることに。
まだ始まってないから全然普通に通れました。
見た感じは、たくさんよ女性が紙に抗議文を書いて集まっていて、それに群がる野次馬の男性たちという感じでした。男性の中にも自分の娘や姉妹の身の安全を考えて抗議に参加してる人もいますが、大半が野次馬だと思えました。
これを機に日々の鬱憤晴らしたろうという感じがね…。
正直、こういうのに野次馬で集まる男性は次の犯罪予備軍…としか思えないのは私だけでしょうか…。
アホな野次馬は暴れてちゃって、警察に捕まればいいのになぁ。
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