2015年9月18日金曜日

南アジアのYESの表現に注意!!

去年ジャフナに来たとき、先輩隊員やジャフナに長くいるNGOの人がウェルカムパーティーを開いてくれて、その時に彼らが自然に首を振ってる姿をみて、私も自然に首を振る日がくるのだろうか…と思ってたけど、今や完璧に首振りを使いこなせてる…。


南アジア全般だと思うけど、日本で言う「多分」のような首を横にスウィングさせるような動作は、「YES」を表し、そして微妙な感じの安定しない首振りが「多分」を表す。



前にそれを知らずに南インドを旅したとき、毎回インド人に質問するたびにこの首振りをされ、多分!ってどういうことだよ!ってブチ切れてたけど…。


ここにバスは来る? 10時出発だよね? などのYes, No質問に、首をくねくねやられて、Maybeってどういうことだよ!って毎回キレてた…な…と)



今や完璧に使いこなせてるし、頻繁に首振ってる…。7月ぐらいはやってなかったけど8月に入って、丁度1年たったころから完全に首を振ってる自分がいて、ビックリ!





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2015年9月16日水曜日

帽子に引き続きオーダーメイドのカゴバッグ!

先日コロンボに上がった際に、私が持っていたパルメラのかごバックが皆から好評で、「同じのがほしい」とか「こういうの作れませんか?」というリクエストをもらいました。

それで今回コロンボに上がる際にその時に受けたオーダーを作ってもらえる人を紹介してもらおうと配属先に相談したら、インストラクター3名がこのオーダーを手がけてくれることになりました。

結局のところオバちゃん達、それなりに言われたらどんなものでも作る腕はあるけど、発想・アイデア・デザイン力がないだけで、なんだってデザインさえ渡せば作れちゃうんです。
ということで、皆からのヒアリングを元にデザインを描いてオバちゃん達に渡す…。私、絵を描くの苦手なので結構苦労した…。次から皆に描いてきてもらうほうが早いなと…。


そして、帽子のオーダーに引き続き思ったのは、彼女らドコかに集まって皆で作業するっていうことをしないし、場所を作っても来たり来なかったりで、やっぱり家で作業することがホトンドで、一人ひとり作業するとなると、「少量多品種の受注生産制に向いてる。」ということで、「オーダーメイド」という方法を取ることにしました。

そして、生産者と購買者がお互いを知ることで、今までとりあえずに作ってただけ生産者のオバちゃんも「作ること」に思い入れができるし、購買者も誰が作ったのか知ることによって、「より愛着が湧く」と思うんです。そして世界に一つだけの自分の頭にあった帽子、自分のデザインしたかごバック!ってなるとね。余計みな喜んでくれます。

今のところまだテストベースで作ってる部分と納期の保証等、品質の確実な保証もできないので、安価に設定していますが(通常価格よりは相当高い)、今後もう少し確実性が上がったら、値上げしようかなぁとか。結局将来的に私がいなくなったら、誰にオペレーションを誰にやらせるのか?とか、もう今から悩んでおります。


いかがでしょうか?
もう少し安定してきたら、ネットで売ろうかなー。

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2015年9月6日日曜日

第2回目の帽子のオーダー

金曜日に2回目の帽子のオーダーに行ってきました。本当は先週からちゃんと約束してたのに、リーダーが突然旅行に行ってしまって約束ブッチされてしまったりしたんでね・・・。木曜日に会って、翌日金曜日に来いってことになったんです。

今回は11個のオーダーです。

行ってみると半分ぐらい?しかオバちゃんはいなかった。
(昨日の今日の約束なので仕方はない…)

前回の結果を見て、一発OK出せる腕の人とか仕事が丁寧な人、熱心な人などのそれぞれの個性が分かり、至急オーダー品は◯◯さん、時間はかかるけど丁寧な◯◯さんなど、それぞれの個性に合わせて仕事を振り分けました。

前回のオーダー12個のうち一個だけ、1回目の時にも間に合わず、2回目の時も皆がいくつか作ってチャレンジしているにもかかわらず、一個だけ、しかもクオリティーが低かったオバちゃんがいて、今回オーダーに行った時に何とかOK…、しかもまた本人は来ておらず…。
残念ながらこの方には今回オーダーはありません。

そうしたら、オバちゃん達が「◯◯さん分のしごとはないのか?」と聞いてきた。「ないよ。彼女は私の信用を失ったから、今回は仕事を上げられない。納期を守れない人に仕事は出せないし。実際今日も来てないし、前も皆は私にOKもらえそうなのができるまでいくつもチャレンジしたのに、彼女はいい加減なものを1つしか作ってこなかった。これはビジネスなんで、いい加減な人に仕事は絶対お願いできない」と私の拙いタミル語で一生懸命説明しました。

これで、私がいかに本気でコノ仕事やってるか、伝わったみたい。

さらに、先日の初回オーダーでJICA Sri Lankaの所長もオーダーしてくださり、JICA Sri LankaオフィスのFacebookページで紹介していただいたWebサイトをオバちゃん達に見せたら、すごい皆、大喜び!!してくれて、「貴方達はもう世界中で有名人だよ!貴方達の帽子がいかに素晴らしいか書いてるよ」って言って説明してあげたら、多分「ヤル気スイッチ」が入ったみたい…。


The cool hat from JaffnaThe pale cream coloured hat has travelled from Jaffna in the North of Sri Lanka to Colombo. A...
Posted by JICA Sri Lanka on 2015年8月25日


前にカバンもオーダーメイドで作りたいんだけど…って言ったら、カバンは無理…って言ってたはずなのに、カバンもやる!サンプル作る!ってすごいヤル気満々で。
ま、残念ながら、今受けてるオーダーメイドのカバンについては他の人にオーダーしちゃったので、今回は買い取れないんだよ…って言っても、いや、大丈夫!!作るから見てくれ!だって…嬉しいこと…言ってくれるじゃないかよー

そして、最後に皆に、皆が前回作った帽子を手にして喜んでいるお客さんの写真を現像したもの、一枚一枚をそれぞれに手渡しました。
それで更に皆、大喜び。私が今回のオーダーの後ろ倒しの締切日を提案したら、いや◯日でよい!って前倒しの締切日を提案してきた…。

うんうん、私が思っていたよりも、彼女たちは本気だ。
もっともっと本気にさせるのに時間がかかるかと思ってたけど、
自分が思ってたより5倍早くヤル気になってくれて本当に嬉しい。

となると、次は継続的に受注を受けるシステムを考えると同時に、
私がいなくなっても受注できて、処理できるシステムを考えねば、一過性のお祭プロジェクトに終わってしまう…。

インターネットは以外とオバちゃん達の村にまで浸透しており、インターネットを通じた販売ができれば一番ベスト…。
あとは誰が元締めをして、間違いなく制作者に利益を配分するシステムを作れるか…。ま、オーダーメイドとなるインターネットでは難しい部分もあるので、ここは要検討なんだけども…。

システムもそうだけども、一番気がかりなことは、品質管理…。

「私がいなくなったら誰が?どのように?この品質チェックとオーダーを受ける作業をするか…。」

この担当者をこのオバちゃん達の中から見出さねばならん。

配属先の人には絶対頼みたくない。公務員だから本気じゃないし。
やっぱり当事者のオバちゃん達の中から見出さんと続かないと思う。

その後、金曜の夜は、4年ジャフナで地元のNGOで活動してこられた英国人女性のお別れ会と言う名の飲み会に参加してきました。
彼女とは1週間前に顔合わせしたばかり、もっと早く会いたかった…。最近知り合ったばかりですが、仕事に関して私とまったく愚痴を言ってるので、同じような仕事してたんだね!って、しかも最初にジャフナに来たのは英国版青年海外協力隊的なので来たらしい…。もっと早く会えてたら一緒にイロイロコラボできたのにね!って、本当に残念。

同じくお別れ会に参加していたメンバーもそれぞれのプロジェクトは年内に終了するらしく、プロジェクト終了後、2〜3か月いて、祖国に帰ったり、別の国の別のプロジェクトに参加したりするそうで…。
あーーーー、この人達がいるからジャフナでの生活が楽しくなってきたのに…。3月までにはみないなくなっちゃうんだ…と思うと
既に悲しいです…。そして、今日は二日酔いです。



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